【理科】都立入試問題と模擬試験の問題

都立高校受験予定の多くの人は模擬試験を受けてきていると思います。
都立の模擬試験は都立の入試問題の形式に沿って作られているので,よく似ています。

 

ただ,理科の都立の入試問題を解いたとき,きっと模擬試験の時よりも時間がかかった人が多いはず。
実際こちらに通っていただいているお子さんも同じ感想を抱いています。

 

それもそのはず,理科の入試問題と模擬試験では,文字の量が大きく異なるのです。
ためしに文字数をカウントしてみました。

 

2023年度1月 某模擬試験 理科 → 約8100文字
2024年度都立一般入試 理科 → 約10800文字

 

おおよそ原稿用紙6,7枚くらいの差があるでしょうか。実際の入試問題のほうが模擬試験よりの文字数が多いのです。

模擬試験と同じ時間感覚でいると実際入試問題と解いたときに面食らってしまうかもしれません。
模擬試験とは別物と考えたほうがいいでしょう。
実際に合否にかかわるのはもちろん入試問題です。
入試問題に合わせて,長い文から問われている内容の判断をすばやく処理をする訓練が必要になります。